02号、出ます

御無沙汰しております! みなさま、覚えていらっしゃいますでしょうか?

 

さて、大変お待たせしている次号ですが、もう少しで詳細を発表できるところまで進行してきました。「そんな本あったっけ?」「もう出ないんとちゃうか」とかお思いの方がいらっしゃいましたら、そんなことはありません! 読み応え十分の内容になりそうですので、何卒お忘れなきようお願い申し上げます。

 

先日、Eテレの「地球ドラマチック」で、「帰ってきた珍鳥ヤツガシラ」という番組をやっていました。ヤツガシラというのは日本にも稀に飛来する珍しい鳥です。すっとんきょうな容姿の、不思議すぎる鳥で、一度ぜひ見てみたいと憧れていました。

 

番組は予想以上の内容で、大変おもしろかったです。農場の近代化で産卵場所を失い数を減らし続けていたヤツガシラが、初老で実直かつ鳥が大好きな大工のおじちゃんが用意した巣箱のおかげで、数が増えつつあるという内容でした。そのおじちゃんが、とてもいい感じ。台風で落ちた巣箱に一匹だけ残っていたひな鳥を、自然に反する行為かもと悩みながら救わずにはおれず、手塩にかけて育てます。その雛が、おじちゃんに懐いてえらい甘えること…。やがて巣立ちと渡りの季節になると、おじちゃんは「鳥の王になれ」と言いながら育てたヤツガシラを自然に放つんですが、どうやって撮影したかわからないほどの映像美でした。流れていたピアノも、とてもよかった。オーストリアのブドウ畑でのお話です。夕暮れのきれいなこと、素晴らしい。

 

とりとめもない解説で恐縮ですが、今まで見てきた自然番組では、個人的には三本指に入りました。巣箱に侵入しようとしたキツネに向かって雛のおしりから「くさい汁」が発射されたり、とにかく見どころが一杯です。放した雛には発信器を取り付けていたので、やがて子育てのシーズンになると帰ってきてくれるかが分かるようになっていました。最後どうなるかと思っていたら、これまたよかった。オンデマンド配信してるかもしれないので、興味ある方は、ぜひ。里山の映像といえば、昔、琵琶湖の棚田の映像をNHKでやっていました。今森光彦さんのやつでしたが、あれも大変に素晴らしかったことを思い出しました…。

 

それでは、また経過を御報告させていただきます。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    ピアノ (月曜日, 09 3月 2015 00:46)

    あのピアノ良かったー、調べてるけど誰が何て曲演奏しているかがわからない

  • #2

    waltonsha (土曜日, 14 3月 2015 13:41)

    ピアノ様、コメントありがとうございます。

    ちょこっと調べましたが、やはり分かりませんでした。気長に調べます、何か分かりましたら、こちらに記載させていただきます。