2016年11月初旬。鴨川の下流域で、“京の川の恵みを活かす会”の活動に関わる三名が集結しました。鴨川漁協の澤組合長が、終盤を迎えたアユをリアユ(アユ型のルアー)の友釣りで狙う姿を、リバーリバイバル研究所の新村さんが、新聞連載の為に取材されたのです。さらにもう一方、京淀川漁協と賀茂川漁協に所属の藤林さんがオブザーバー参加されるとのことで、急遽現場へ向かいました。新村さんは長良川に深く関わられている魚類生態写真家で、川の再生に関するスペシャリストです。淀川水系のアユの流下仔魚(しぎょ)調査も手伝われています。この日は生憎の天候で釣果も厳しかったのですが、いい画が撮れたそうです。
本誌上ではまだ紹介できていないのですが、昨年・一昨年と淀川水系では、藤林さんや京の川の恵みを活かす会の方々によって、初めて海産アユの卵が発見されました。今回の取材中にも、川底から卵が見つかったのです!
ここ数年、淀川水系では、“快挙”というべき大発見が続いています。また、淀川水系の明るい未来を実感させるような取り組みも数々行われ、その現場に度々おじゃましておりました。
『Walton』06号誌上では“限られた誌面の都合上、どうしても掲載しきれなかった事項を近い内にHP内で紹介させていただく予定”であるという内容を記載しております。「ウォルトンタイムズネット版」(仮)として準備をすすめていますので、もう少々お待ちくださいませ。
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