竹之下キャプテンからのジビエ便、万歳!

◎ビワマストローリングガイド船「キングフィッシャー号」

http://biwamasufishing.net/index.html

 ※ビワマス、12月1日から解禁です。ビワマス釣りに挑戦してみたい方は、ぜひ小誌06号に掲載の「シーマンシップとビワマス釣り〜初めてのビワマスガイド体験〜」を御覧ください。

 

 ビワマストローリングガイド船「キングフィッシャー号」の竹之下キャプテンから、今年も、嬉しい便が届きました。ここ数年、自分で獲ったイノシシを自らさばいて、「ボローニャソーセージ」にしては、送ってくださるのです。

 

 竹之下キャプテン(以下、竹さん)とは、宴席で隣合わせになったことがあります。手に深い傷をおっていたのでどうしたのかと思っていたら「仕事で扱っているサルにやられた」との説明で、びっくりしたものです。他にも、琵琶湖の意外な小河川で子供と投網で遊んでいたらホンモロコが獲れちゃったのをこっそり教えてくれたり、とにかく明るく、話が面白い。竹さんは食にはあくなき探究心を持っていて、イノシシのボローニャソーセージは、年々バージョンアップしています。今年は他にも二品のオマケ付き。どれも美味しかったー、ジビエ万歳! お礼のメールを送ったら、「とんでもないサイズのイノシシが獲れて、捌き中」「今晩の御飯は知り合いが朝から採ってきた松茸とイノシシ鍋」との返信が。なんてワイルドなんだ……。竹さんのみならず、「北琵琶湖レイクトローリング遊漁船グループ」のキャプテン勢は、ワイルドすぎる方が多いんです。

 自身で食べるものを獲ってきたり(“釣り”にもそういう一面がありますよね)、家族で食べる用の野菜を育てたり。とっても素敵なことだと思う、今日この頃なのでした。 

「若い個体の繊細なおいしさを味わうことと目的とした」イノシシのボローニャソーセージ。緑の豆も入っていた。分厚く切って焼いた迫力は、すごかったですー
「若い個体の繊細なおいしさを味わうことと目的とした」イノシシのボローニャソーセージ。緑の豆も入っていた。分厚く切って焼いた迫力は、すごかったですー
ソーセージにしたのと同じ個体の骨肉の時雨煮風。噛めば噛むほど、滋味あふれる逸品
ソーセージにしたのと同じ個体の骨肉の時雨煮風。噛めば噛むほど、滋味あふれる逸品
同じく若イノシシのレバーペースト。上部に見えているのは、酸化しないように詰めてあるオリーブオイル。まぜまぜしてからこんがり焼いたフランスパンに塗って食べたら、びっくりの濃厚さでした。万歳!
同じく若イノシシのレバーペースト。上部に見えているのは、酸化しないように詰めてあるオリーブオイル。まぜまぜしてからこんがり焼いたフランスパンに塗って食べたら、びっくりの濃厚さでした。万歳!