夏の記憶① 安曇川の萬木釣漁具店、営業中です!

「萬木釣漁具店」の御主人(左)と小誌のアイドル荒川師匠
「萬木釣漁具店」の御主人(左)と小誌のアイドル荒川師匠

 残暑が厳しいですね! 暑さでバテてるのに暴飲暴食を重ね、昨日は胃腸をやられダウンしてしまいました。脂っこいものは要注意な歳になりました。なんとなく、悔しいです。

 

 この夏の備忘録です。上の写真は「萬木釣漁具店」に、小誌07号の完成後、少したってから納本しにうかがった際の一コマです。琵琶湖に注ぐ安曇川の河口部からやや上流にあるお店で、御主人の萬木さんは昭和4年のお生まれです。何カットか撮影したら二人そろってあまりに表情が硬かったので「笑って!」とお願いしたら、望外にナイスな写真となりました。

 

 お店は昭和の初めからの営業といいますから、当然懐かしい釣具がたくさんありますし、琵琶湖の釣りの歴史を体感するにはうってつけの、貴重なお店なんです。店先のテントの「鯉 鮒 鮎 ブラックバス 投網 釣靴一式」のコピーは、いつ見ても感動してしまいます。

 

 奥様がお亡くなりになって萬木さん自身も大病を患い、2015年の秋には、一旦お店を閉める決意をされました。しかし「元気な内は営業を続けよう」と思い直されたのです。ネット上には閉店するという情報が残ってしまっていますが、さにあらず。“萬木釣漁具店は未だ営業中!!”なので、そこんとこよろしくです。

 

 お店に入れば速攻で、古き良き昭和の時代に、超確実にタイムスリップします。懐かしい釣具を眺めていると、なぜ自分が釣り好きになったのかを思い出す方も、きっといらっしゃることでしょう。

 

 たまに萬木さんが所用で近所に外出されて閉まっていることもありますが、大抵は開いています。琵琶湖にこられたら、ぜひのぞいてみてはいかが? 未だ体験していない方は、ぜひ。