小誌が創刊当初からお世話になっているのが湖北西岸新旭の「鱒屋」さん。ビワマストローリング用のレンタルボート店で、代表の品川キャプテン(湖西漁協所属)と、お仲間の竹之下キャプテンのお二人によるビワマスガイドのベースにもなっています。
ゲストハウスではトローリング用のスプーン等も販売中です(アメリカ製の『ディックナイト』も在庫あり。ディックナイトは本来トローリング用なのです)。ガイドや漁の合間に品川キャプテンが鱒屋にいらっしゃる場合、スプーン等の購入だけもできますよ。
◉鱒屋(トローリングガイド・レンタルボート・トローリング用品販売)
→http://www.kiroworld.co.jp/biwamasu/index.html
◉キングフィッシャー号(竹之下キャプテン)
ビワマスを狙うには、小さくて軽めのスプーンの実績が高いのは御存知でしょうか? それにはちゃんと、理由があります。ビワマスが普段泳いでいるのは北湖沖合の水温躍層より下の深場。それこそがビワマスが長年神秘のベールに包まれてきた理由です。すごく水圧がかかるそんな深場で、魚類だけでなく、ヨコエビ等も捕食しているビワマスを誘うのに、いろんな意味で効率よく効果が高いのがスプーンなのです。
小誌04号93頁では、ビワマス専用「珠(たま)スプーン」のことについて紹介しています。鱒屋さんで販売されている、メイドイン京都の渋いスプーンです。
トローリング用のスプーンについては、状況次第で貝や角などの天然素材のものが効いたり、貝のシートを貼ったものが効いたりすることもあるようです。そもそもビワマス釣りは広大な水域で魚にたどりつくまでが大変に難しいのですが、最後のピースである“糸の先端に付いているルアー”の違いで釣果に差がつくことは、やはりあります(話がそのあたりになると、どのキャプテンもとたんに歯切れが悪くなります!)。
珠スプーンの中に、略式パッケージのバージョンがあります。近年、品川キャプテンが自分用を作るついでに作ったものです。漁師仲間から頼まれたときに分けておられるバージョンですが、なんだか釣れそうなオーラがプンプン。
「珠スプーン」は、品川キャプテンが営む京都市北区のフィッシングプロショップ「ZERO」にも在庫があります。
◉プロショップZERO
→http://www.kiroworld.co.jp/biwamasu/buy.html
ZEROさんは長らく路面に面した一階でフライショップとして営業していましたが、現在は同じ建物の二階に移ってます。以前の店舗を知っている方が前を通った際「まさか閉店?」と勘違いされていることが多いようですが、さにあらず、ちゃんと営業しています。
※入り口は南側の細道に面した側なので注意。そこから階段で二階へ。営業日は上のHP参照。火曜でもやってることあるので、とりあえず来店する前に☎︎してください。ガイドや漁に出ている日は臨時休業あり。フライフィッシング用品も、以前と変わらずたくさんあり)。