チェ・カヤマさん大復活です!

萱間さん、お元気でした!
萱間さん、お元気でした!

 御存知ない方の為に説明させてもらうと、“チェ・カヤマ”とは元「フィッシュマン」代表の萱間修さんの愛称です。フィッシュマンは、釣りビデオや釣り雑誌を発行していた大阪の会社。革新的なことばっかりしようとするから、チェ・ゲバラをもじって仲間内からそう呼ばれていました。

 萱間さんは斬新な内容の釣りビデオを多々制作し、また『スポーツ&フィッシングニュース』という釣り雑誌を長らく出版されました。私(北原)には釣本の師匠と勝手に仰いでいる方が二人いるんですが、その内の若い方で、小誌創刊準備号に御寄稿いただいています。私は若い頃に『スポーツ&フィッシングニュース』誌が開催していた数々の釣り大会のお手伝いに行かせてもらったり、同誌に寄稿させてもらったりしていました。その当時に出会った方々のおかげで、今が在ります。

 萱間さんと過ごした時間がどれだけ印象深く楽しく感動したかは、長くなるのでやめておきます。感謝しきれないほどのことを与えてもらいました。

 

 そんな萱間師匠が一念発起し、地元の選挙に打って出ることになりました。

現在萱間さんは、三重県津市の「美杉」という町で、林業にたずさわるかたわら猟師の資格も取り、移動式のキッチンカー「森のキッチン鹿山」を運営したり、オリジナルのグリーントマトのピクルスを販売されたりしています。

 そんな日々を送る内、いろいろと思うことがあったようです(萱間さんの選挙ブログ)。何年も前に美杉に移住されてからずっと「一度遊びにおいで」と言われていたのに、不義理が続いていました。ところが先日、古くからの釣り仲間による選挙出馬の決起集会が行われるとのことで、これは這ってでも行かなあかんとついに馳せ参じました。しかし到着したのは深夜12時過ぎ。まるで迷惑を掛けに行ったようなものですが、積もる話もあり、朝まで飲み明かしたのでした。

  翌日は近所を案内いただき、いろいろと今後の夢をうかがいました。森と川や湖、海とは繋がっています。その最初である森を支えている林業。現場で仕事をする日常を送っているからこそのお話は、とても刺激的でした。

 

 大病を乗り越え、“チェ・カヤマ”は大復活をとげていました! 萱間さんはいつでも本気で、有言実行しようと闘う方です。私欲で動かないのが、猛者が多い釣人たちから、あえて“チェ・カヤマ”と呼ばれるようになった所以です。もし当選したら残りの人生を、地元の方の暮らしが良くなるよう、また地域の自然がよみがえるよう尽力されることでしょう。萱間さんは本気です。頑張れー師匠!