フィッシングショー大阪でのぞいてほしい場所

みなさま、お仕事お疲れさまです!!

 

本年も、今週末の8日、9日にフィッシングショー大阪が開催されます。

もしお子様連れで会場に行かれることがありましたら、6号館で「チリメンモンスターを探そう」というワークショップが行われているそうなので、ぜひのぞいてみてください。その周辺に、『Walton』に御寄稿いただいている、チェ・カヤマさんが常駐されているのであります。「ぜひ、覗きにきて!」とのことなので、この欄を見た方は、お子様連れでなくても、行くように!! 「お魚カレンダー」をはじめ、釣りの参考になる大阪湾の資料もたくさんもらえるそうですよ。「大阪府海域美化安全協会」と「大阪湾環境保全協議会」の共催ブースに、大阪湾の環境保全のコーナーがあるのです。チリモンのワークショップはそこで行われています。

 

さて萱間さんとは、大阪の地で『スポーツ&フィッシングニュース』や『ミノーゲームの真実』など、すごく面白い釣りの本を、数々出版していた方です。近年大阪から三重に住居を移したと思ったら、猛烈な勢いで大阪湾の環境保全活動に取り組みだしました。阪南の海を中心に、漁師さんと協力しながらの海域保全に力を入れだしたのであります。http://osaka-yutakanaumi.org/top/

 

実はちょこちょこ、本誌もそのお手伝いに行っております。大阪の海といえば、正直に言って、あまりキレイな印象はなかったのです。しかし、こういう受け取りは、実は大間違い!! だったんです。大阪の南端に位置する阪南エリアの海には、今となっては非常に貴重な遠浅の自然海岸が残されていて、ノリやワカメの養殖まで行われているんです。もちろん、魚も一杯獲れています。実際に行ってみて、そこで漁師さんが獲った新鮮な魚を食べてみると、いかに自分が無知であったか、思い知りました。そんな貴重なエリアで釣りをさせてもらい、漁師さんと共に大阪湾の環境保全を行っていこうという取り組みを、「豊な大阪湾をつくる会」は行っています。人が集まってこそ、できることだと思います。リアル漁師さんの格好いいこと、このうえなしであります。阪南の魚は、ウマイでぇ。

 

大阪市内から三重の山奥に移住されたチェ・カヤマさんから、昨秋には、シカ肉を頂戴しました。切り分けられたお肉を送っていただいたとかではありません。サカナヘンノヒトタチ展の会場横の駐車場で、「今朝、鹿肉もらったけど持って帰る?」と、いきなりアバラ骨まるごとの塊を、トランクから出されたのであります。キレイな血が微かにしたたるその新鮮な迫力に気圧されながら、好奇心が勝り、「ありがとうございます!」と興奮しながら頂戴し、持ち帰りました。肉の重さは、手軽とかの範疇をこえまくりです。それからの騒動は省略しますが、包丁が欠けたりのトラブルはあったものの、その美味しさに、至福の一週間をおくりました。焼き肉やカレーなど、存分に堪能しました。ちょっとカタいが、噛みしめると、本当にうまい。そして、大量に食っても、全く胃にもたれないんです、ジビエ万歳! 地元の猟師さん(名人)の、締め方がウマイのもあるんだそうで、とにかく、貴重な体験ができました。暖かくなったら、カヤマさんのところにおしかけて、近所の川で遊んでみたいなあと思っています。

 

フィッシングショーは、業者日には行って、チョロチョロする予定です。次号に向けて、フル回転中です。頑張りたいと思います。