『Walton』便り
2023年
2月
20日
月
第25回サカナヘンノヒトタチ展、無事終了しました!
第1回目から御縁を頂戴した作品展も、はや25回を数えました。今回も、お魚や釣りがテーマの力作がたくさん集まりました。そのどれもが見ていて癒されます。
会場にお越しいただきました皆様、ありがとうございました!
せちがらいことも多い世の中ですが、年に1度の淡い集まりは来年も続きます。機会がありましたら、ぜひ会場に足をお運びいただけたら幸いです。
2022年
10月
04日
火
ホンモロコ研究先端の論文に、小誌が再び掲載されました!&小誌読者必見の動画の御案内
鷹が渡り、コアユが浜辺に打ち上げられる秋となりました。いよいよプラッギングのハイシーズンです。
さて9月1日より、日本魚類学界が発行している『魚類学雑誌』のウェブ上の早期公開枠に、今後の琵琶湖にとって非常に重要な論文が掲載されました。「国立環境研究所琵琶湖分室」さんの取り組みによるものです。
その論文内で、釣りメディアの大先輩である八木禧昌さんが若かりし日に心血を注いで出版した『琵琶湖の釣り場』シリーズや、小誌のホンモロコ関連の記事が、参考文献として紹介されています。創刊準備号から継続的に琵琶湖のホンモロコ釣りを取り上げてきたことが、ホンモロコの再生を目標に掲げた真摯なスタンスの科学的調査のお役に立てたということなんです。これは小誌にとって、何より嬉しいことです。
一足先に論文を読んだところ、地道な調査を繰り返し、新たな視点の提言もなされていて、根底に琵琶湖への深い愛が感じられます。そもそもホンモロコとタモロコの卵の違いとかは人間の目では見分けがつかないそう。そこで卵1粒ごとにDNA 種同定を執拗に繰り返し、エリアごとの産着卵調査がなされています。本当に琵琶湖が好きでないとやってられない調査だと思います!
【以下が、その論文です】
「琵琶湖沿岸におけるホンモロコ産着卵の分布:野外および文献調査に基づく最近80年の歴史的変遷」
馬渕 浩司, 西田 一也, 吉田 誠 共著
※ネット上の論文公開先は以下の通り。現在は早期公開版で、日本魚類学会の会員のみしか閲覧できません。しかし2年後には一般公開されるようです。
→https://www.jstage.jst.go.jp/article/jji/advpub/0/advpub_21-044/_article/-char/ja
また日本魚類学界のHP内の「出版物」のタグに入ると、過去の『魚類学雑誌』が閲覧できます。そこでまだ同論文は公開されていませんが、いずれ公開されてから2年後には一般公開されるようです。
【小誌読者必見の動画はコチラです】
※この研究に取り組んでおられる馬渕さんが御出演の動画です。研究の成果がコンパクトにまとめられていて、大興奮間違い無し!
2022年
8月
15日
月
11号読者プレゼント、当選者の発表です!!
たいへんお待たせ致しました! 遅くなり申し訳ありません、11号の読者プレゼントの当選結果を発表させてもらいます。多数の御応募、誠にありがとうございました!!
☆厳正なる抽選の結果、当選された方は、以下の通りです。
【A賞】ラックフィッシングスタイルさんより、とってもナイスなプラグとスプーンをプレゼント! ステッカーはLUCK3周年記念カラー&ロードサインのオシャレなやつです。A賞のプラグはラッキークラフト社の「クラッチMR」(ボーンタイプのパープルヘイズギル)で、こちらも記念カラー。
◎大阪府堺市のヒロキズムさん
【B賞】B賞は「Apoon !」(2g/パープルヘイズ)&ステッカー、「蛙スプーン」(3.2g/パープルヘイズ)&ステッカーの計2名。いずれのスプーンも肉厚で飛距離抜群、ハスにバッチリです!
・「Apoon !」(5g/パープルヘイズ)& LUCK特製ステッカー
◎東京都三鷹市のトシキーさん
・「蛙スプーン」(3.2g/パープルヘイズ)& LUCK特製ステッカー
◎滋賀県草津市の大西政夫さん
【C賞】PARABOLICSさんより(1名様)4S&Parabolicsの和田さんより、めっちゃ可愛いトップウォータープラグをプレゼント!! へドンのファーストフロッグをリデザインし現代に蘇られせた、発泡素材のウィードレスプラグです。対根掛かり性能とフッキング率を上げるべくテストを繰り返している最中に開催されたオンライン釣り大会で、試しに景品としてこいつの針無しブランクをキーホルダーとして提供したところ人気爆発!“変な表情”がチャーミングポイントの話題の逸品です。間もなく発売予定ですが、和田さんの御厚意で先行して1名様にプレゼント!! ※重さは20g以上あります
【D賞】「WaltonロゴTシャツ」(3名様)
ウォルトン物販部より、オリジナルロゴTシャツをプレゼント。誌面でお馴染み『Walton』のロゴ入りTシャツです。物販部の工房にて、一枚ずつ丁寧にプリントしています。ベージュのボディにブルーのロゴ。普段使いにも着まわししやすいカラーです。S/M/L/LLのうち、ご希望のサイズを明記してご応募ください!
◎三重県松阪市の塩崎勝重さん
◎愛知県豊明市のみかんさん
◎京都府長岡京市のわかみーさん
※当選された皆様、おめでとうございます! 賞品は近日中に発送させてもらいます。楽しみにお待ちくださいませ。惜しくも当選から漏れた方も、またの御応募お待ちしております!
※アンケートの③番でお答えいただいた好きな竿は、渋いセレクトばかりでした! ありがとうございました。
2022年
7月
01日
金
最近のオススメです−①

新刊、おかげ様で好評です。ようやく少し落ち着きましたが、取材、取材で忙しくしております。
さて、オススメの釣り本の御案内です。
『超 ゼロから始める釣り入門』(山と渓谷社刊)といいます。
著者の西野弘章さんは、週間の分冊百科『日本の魚釣り』(アシェット・ジャパン刊/全230巻 !!)の総監修をされた方。『Walton』を立ち上げてすぐの頃、どこで見つけていただいたのか西野さんから声をかけてもらい、琵琶湖関連の記事をたくさん担当するなど大変お世話になったのでした。
西野さんは、名門アウトドア系出版社の御出身。独立を機に房総の海辺に移住し、釣りや小屋造り、農業なども実践しつつ、その研究成果を本にまとめるという日々を送っておられます。【房総爆釣通信】https://bosobakucho.jp/
そんな西野さんが先日出版した『超 ゼロから始める釣り入門』ですが、“写真マンガ”というユニークな手法がとられています。主人公であるイラストのキャラクターたちが釣り場の風景写真のなかで大活躍! 読み進めやすくて、楽しいです。
親しみやすいですが、吹き出しのセリフや写真キャプション、また欄外に入っているマメ知識の1文字まで魂が込められていて、目からウロコな技法がたくさん掲載されています。
釣りの入門者には、今の時代であってもまずはしっかりした内容の紙の入門書を一読してほしいです。『超
ゼロ〜』はタイトル通りに入門者にオススメですが、ベテラン勢でも、ふと、より身近に楽しめる釣りのレパートリーを増やしたくなる瞬間があると思うのです。芸歴の長い大人のルアーマンにもぜひ読んでもらいたい、釣りの深淵を再確認できる一冊でした。
2022年
2月
15日
火
ウォルトン物販部を始めます!

次号は鋭意編集中です。お待たせしてしまい大変申し訳ありません。ごめんなさい。
さて、長らく識者方より度々アドバイスいただき、また読者からの御要望も多かったオリジナルのウェアやグッズを取り扱うセクションを立ち上げることにしました。「ウォルトン物販部」と名付けましたので、みなさまどうぞよろしくお願い申し上げます。小規模で始めるしかなく、かなりの家内制手工業体制です。買い支えてほしいですが、買わなくても結構ですので、まずはどうぞストアをのぞいてやってくださいませー!