『Walton』便り
2022年
7月
01日
金
最近のオススメです−①

新刊、おかげ様で好評です。ようやく少し落ち着きましたが、取材、取材で忙しくしております。
さて、オススメの釣り本の御案内です。
『超 ゼロから始める釣り入門』(山と渓谷社刊)といいます。
著者の西野弘章さんは、週間の分冊百科『日本の魚釣り』(アシェット・ジャパン刊/全230巻 !!)の総監修をされた方。『Walton』を立ち上げてすぐの頃、どこで見つけていただいたのか西野さんから声をかけてもらい、琵琶湖関連の記事をたくさん担当するなど大変お世話になったのでした。
西野さんは、名門アウトドア系出版社の御出身。独立を機に房総の海辺に移住し、釣りや小屋造り、農業なども実践しつつ、その研究成果を本にまとめるという日々を送っておられます。【房総爆釣通信】https://bosobakucho.jp/
そんな西野さんが先日出版した『超 ゼロから始める釣り入門』ですが、“写真マンガ”というユニークな手法がとられています。主人公であるイラストのキャラクターたちが釣り場の風景写真のなかで大活躍! 読み進めやすくて、楽しいです。
親しみやすいですが、吹き出しのセリフや写真キャプション、また欄外に入っているマメ知識の1文字まで魂が込められていて、目からウロコな技法がたくさん掲載されています。
釣りの入門者には、今の時代であってもまずはしっかりした内容の紙の入門書を一読してほしいです。『超
ゼロ〜』はタイトル通りに入門者にオススメですが、ベテラン勢でも、ふと、より身近に楽しめる釣りのレパートリーを増やしたくなる瞬間があると思うのです。芸歴の長い大人のルアーマンにもぜひ読んでもらいたい、釣りの深淵を再確認できる一冊でした。
2022年
2月
15日
火
ウォルトン物販部を始めます!

次号は鋭意編集中です。お待たせしてしまい大変申し訳ありません。ごめんなさい。
さて、長らく識者方より度々アドバイスいただき、また読者からの御要望も多かったオリジナルのウェアやグッズを取り扱うセクションを立ち上げることにしました。「ウォルトン物販部」と名付けましたので、みなさまどうぞよろしくお願い申し上げます。小規模で始めるしかなく、かなりの家内制手工業体制です。買い支えてほしいですが、買わなくても結構ですので、まずはどうぞストアをのぞいてやってくださいませー!
2021年
1月
30日
土
あわだだしい日々ですー
みなさま、お仕事お疲れさまです。
お元気でしょうか?
さて、10号が出てから1週間が過ぎました。配達や発送その他もろもろで、なかなかパソコンの前に座れませんでしたが、ようやく少し座れました。もし万一、まだ本が届いておられない方がいらっしゃいましたら、御一報いただければ幸いです。
おかげさまで10号は好評のようです。複数のお取り扱い店様から追加注文をいただいております。ありがたいことです。遅ればせながら、これからもっともっと宣伝していこうと思っています。
さて、あたふたしている間に本当にありがたいことに、複数の方がネット上で紹介くださったようです。また今回初めて、動画で小誌のことを紹介いただいております(武田さんとネコさんです)。せっかくなので、リンクを貼らせてもらいます。お二方とも、ありがとうございます!!
◉武田サロン
◉ネコビジョン→動画中の「01号」発言は間違いで、正しくは10号なのであります!
「更新の間が空きすぎや! つまらんことでもいいから、もっと発信しろ」と友人たちから怒られてばかりです。この欄も、フェイスブックもインスタも、もう少しマメに更新していきたいところです。それでは、また。
2020年
11月
25日
水
釣りキチ三平の時代
本日外出中に学生時代の釣研究会の仲間から、矢口高雄先生がお亡くなりになった旨、連絡がありました。
小誌の読者方の中には、「釣りキチ三平」のファンがとても多いのではないかと思っています。私も、当然大好きです。小学生から中学生の頃に『少年マガジン』で連載中だったので、もろリアルタイム。ただ、好きではあったものの、当時はマニアというほどではありませんでした。むしろ少年時代より、今の方が熱心な読者かもしれません。大人になってから読み返す機会があり、あらためてそのすごさが分かりました。一平じいさんが亡くなったあたりで号泣してしまい、魚紳さんがヘリコプターであらわれたシーンは、感動以外の何物でもありませんでした。
小誌の記事内では“釣りキチ三平世代”というフレーズを、何度も勝手に使わせてもらってきました。今にして思えば、水辺が本来の姿をかろうじて保っていた最後の時代に三平君は活躍していたのかもしれません。とにかく、少年時代の水辺での輝かしい思い出と、釣りキチ三平はリンクしています。今の少年たちにも、ぜひ読んでみて欲しい名作です。
素晴らしい作品を残してくださった、矢口先生の御冥福をお祈り致します。